享保元年創業、300年の歴史を持つ奈良晒の老舗中川政七商店の麻のれんです。創業当時と殆ど変わらない製法は麻の繊維一本一本を手で紡ぎ手織りし素朴な風合いと美しさを現代に伝えています。継承の難しさから中川政七商店ののれんは、年々、貴重になっており新品ですと三万円位でお取引されております。こちらは使用していたもので天然素材のデリケートなもので、クリーニングによる縮み、化学反応による浮きしみ汚れ、糸スレ飛び、染めの変化等はありますが出品しているものだけでなく、多数をローテーションしておりましたので、まだまだ十分にお楽しみ頂けます。染めも大変繊細で微妙な美しいものですが我が家の採光が悪くどうにも上手く写真撮影が出来ません。こちらは両脇が薄群青や藍、中央は生成りの地に笹の葉は萌葱色と山鳩色、風鈴を水色と白、金魚は紅で描かれております。状態と致しましては、藍ののれんにの1枚にやや色落ち、縮み、ネップが見られます。もう片方と比較して見るからに劣化がわかる様なものではありません。また、こちらは連結したり、ボタンで丈を調節したりできますが、風鈴の真ん中の飾りボタンが取れております。見た目的にも使用に際しましても上下で十分対応できます。つなぎ飾りもご一緒にお付け致します。配送につきましては小さく折り畳ませて頂きますが、全てクリーニングに出した後保管しておりましたので、霧吹き等かけて頂き軽くアイロン掛けして頂けましたらすぐにピンと戻ります。150×30の三連 （中川政七商店の共通サイズより）